奈良県は、近畿地方に属している地方公共団体の1つです。本州の中心からやや南西部、紀伊半島の内陸部に位置しています。県庁所在地は奈良市で、大阪府・京都府・和歌山県・三重県と隣接しています。ちなみに、内陸県では唯一、ほかの内陸県と隣接していない県でもあります。
奈良県は北西部に奈良盆地、北東部に大和高原があり、そしてそれ以外にも大台ヶ原や八経ヶ岳などの紀伊山地が広がっています。奈良県の中央から北西にかけて奈良盆地が広がり、大阪府や京都府のベッドタウンとしても利用されています。また、奈良県は、北和・中和・西和・宇陀・南和の4つのエリアに分類されていますが、明確な境界線は曖昧なのだそうです。
奈良県は、世界文化遺産を、都道府県としては日本最多数を有しています。法隆寺地域の仏教建造物・古都ならの文化財・紀伊山地の霊場と参詣道・飛鳥/藤原の宮都とその関連資産群をはじめ、法隆寺・唐招提寺・東大寺・長谷寺・室生寺・薬師寺・正倉院など、多くの寺院や史跡が存在しています。自然公園には、吉野熊野国立公園・室生赤目青山国定公園・大和青垣国定公園・金剛生駒紀泉国定公園・高野竜神国定公園などがあります。各市町村ごとに温泉があるほど、奈良県は温泉地の数が多いわけではありませんが、しかし奈良県には満遍なく温泉地が点在しています。そのため、史跡や自然などの観光名所の拠点としても、奈良県の温泉は利用しやすいのではないかな、と思います。
奈良県の温泉の泉質は、単純泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉が主流となっており、次いで二酸化炭素泉・含鉄泉・硫黄泉となっています。これらの泉質に該当する奈良県の温泉は、単純泉には洞川温泉・宝来温泉・信貴山温泉・吉野山温泉など。塩化物泉には西吉野温泉・天然大和温泉・宮滝温泉など。炭酸水素塩泉には吉野温泉・十津川温泉・上湯温泉・天の川温泉・入之波温泉など。そして二酸化炭素泉・含鉄泉には吉野温泉、硫黄泉には湯泉地温泉・野迫温泉が挙げられています。